2019.02.23
ダイヤモンド原石の種類
ダイヤモンドのタイプは簡単に覚えていただくのであれば、Ⅰ型は窒素を含むダイヤモンド、Ⅱ型は窒素を含まないダイヤモンドとして覚えていただくと簡単です。
少し詳しく書くと下記のようになります。
Ia型:不純元素として窒素が入り、2個以上の窒素原子が集合体を作っているもの。無色から黄色系の大抵の天然ダイヤモンドがこのタイプに属します。
Ib型:不純元素として窒素が入り、単原子の状態で窒素原子が存在しているもの。ファンシーインテンス・イエローなどの濃い黄色系のダイヤモンドを生み出します。
IIa型:窒素やホウ素などの不純元素を含まない純粋なダイヤモンドとなります。つまり、カラーレスのダイヤモンドです。天然ダイヤモンドなら希少性が高いタイプです。
IIb型:不純元素としてホウ素を含むため、ファンシーブルーを生むタイプです。天然なら最高ランクになるくらい珍しく非常に高額なダイヤモンドになります。