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カラーダイヤモンドのコラム
2019.02.23

カメレオンダイヤモンドの色起因

カメレオンダイヤモンドは動物のカメレオンのようにさまざまな色に変化するわけではありません。(笑)
取り引きするときのトレードネームとして使われている名前です。

最初の発見は、1940年代でアメリカのC.Aカーガー氏が2ct以上のダイヤに光を当てた時、青銅色から緑色に色が変化したのを発見しました。それでこのダイヤモンドに「カメレオンダイヤ」と名付けたのです。今はカメレオンダイヤの場合ダイヤモンドグレーディングレポートに通称カメレオンダイヤモンドと書いてあることもあります。

カメレオンダイヤはほとんどの場合は加熱で色が変わります。そして冷めると元の色に戻ります。
(約200℃~300℃)そのため日常生活で使っていても色の変化は認められません。
もう一つのカメレオンは、光に当てた時に変化します。ある一定の時間暗所に保管しておき、そこから光が当たるところに出したときに色の変化を見ることが出来ます。

実はカメレオンダイヤは謎の部分が多く、なぜ色が変化するのかまだ解明されていません。ただし水素が多く含まれているダイヤモンドであるという事はわかっています。
一般的にカメレオンダイヤモンドはオリーブ色がほとんどです。

ごく稀に黄色からオレンジ色に変化したりするダイヤモンドもあるようです。