2019.02.23
ピンク系ダイヤモンドの色起因と現状
一つはⅠ型のピンクダイヤモンド、もう一つはⅡa型のピンクダイヤモンドです。
皆さんが良くご存知のオーストラリア、アーガイル鉱山のピンク系ダイヤモンドはⅠ型で、地中で熱やとてつもない外的圧力などによって割れる寸前まで耐えたダイヤモンドの結晶構造にひずみが起きてピンク色になると考えられています。
ダイヤモンドの結晶にひずみを生じさせる力なんて想像も出来ませんね。このためにアーガイルのピンク系ダイヤモンドは、クラリティグレードがあまりよくないダイヤが多いです。でもそれをも上回る色が魅力的ですね。
もう一つのピンクダイヤモンドは、ダイヤの結晶格子に孤立した窒素と空孔が結合した欠陥によってピンク系の色になると言われています。
Ⅰ型とⅡa型のピンク系ダイヤの色目は結構違います。ただし似たような色目も一部ありますので一概には言えません。南アフリカ産に多いⅡa型のピンクは桜色の淡いピンク色と大粒のダイヤモンドが産出されます。。
それと全世界のピンクダイヤモンドの約95%を算出していたオーストラリアのアーガイル鉱山が2020年に閉山が決定しています。
そのためピンクダイヤの値上がりが顕著ですが、少しでもお安く皆様にご提供できるよう努力しております。